今回お話を伺ったのは、フリーランスのデザイナーとして働くYさん(52歳)。Canônに登録してから、まもなく8か月になるといいます。年下の男性とのお付き合いが終わったあとに見えてきた、「年齢差」のほんとうの意味について聞きました。
Q1. Canônを始めた理由はなんですか?
離婚して数年がたち、仕事も落ち着いてきたころに、ふと「この先の人生を誰かと過ごしてもいいかな」と思うようになりました。ただ、同世代の方とお会いしても、どうしても「老後」や「親の介護」といった現実的な話題が先に立ってしまって、気持ちが少し重くなってしまったんです。そんなとき、年齢の離れた出会いを大事にしているCanônを知りました。年下の方とお話しする機会なんて普段はほとんどありませんでしたし、新しい風を入れるくらいの軽い気持ちで、まずは登録してみました。
Q2. 印象的なマッチングはありますか?
登録して3か月目に、12歳年下の方とマッチングしました。映像関係のお仕事をされている方で、メッセージのやり取りがとにかくテンポよく、好きな映画や展覧会の話で一気に盛り上がったんです。初めて会った日は、予定していた2時間があっという間に過ぎてしまって。年の差を意識することはほとんどなく、「こんなに自然に話せるんだ」と驚いたのを覚えています。その後も月に何度かお会いするようになり、お付き合いをして、5か月ほど一緒に過ごしました。
Q3. そのマッチングで今思うことはなんですか?
結局、お別れすることになりました。ただ、振り返ってみると、原因は年齢差ではなかったと思っています。私は、年上の自分が不満を口にするのは大人げない気がして、本当は気になっていた連絡の頻度や会う頻度のことを、最後まで言い出せませんでした。年の差のせいにしてしまえば楽なのですが、実際は、お互いの希望をきちんと話し合えなかったことが大きかったんです。もっと早く正直に話していれば、結果は違ったかもしれません。ただ、後悔というより、大事な宿題をもらったような気持ちです。
Q4. カノンでの活動を振り返ってどう感じますか?
Canônでの8か月間は、期待していた以上に、自分と向き合う時間になりました。お付き合いは続かなかったけれど、年齢が離れているから特別に難しいわけではなく、どんな関係でも、思っていることを言葉にする大切さは同じだと実感できました。今は少し間をおいて、次の出会いに向けてゆっくり準備しているところです。次は最初から、「私はこうしたい」を素直に伝えてみたいと思っています。相手が年上でも年下でも、同い年でも、それだけは変わらない大切なことだと思うので。
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年齢差のせいにせず、自分の気持ちを言葉にすることの大切さに気づいたというYさん。うまくいかなかった経験もまた、次の出会いをより心地よいものにしてくれるのかもしれません。