Canônでマッチングした時点で、お互いの年齢はすでにプロフィールで確認できています。つまり年齢差があることは、最初から織り込み済みの関係のはずです。それなのに、いざメッセージのやり取りが始まると、年齢の話にどう触れればいいのか分からず、なんとなく避けてしまう。そんな経験がある方は多いのではないでしょうか。年齢を伏せて出会う一般的なマッチングアプリとは違い、Canônでは年齢差そのものが最初から共有されています。だからこそ、それをどう会話に活かすかという発想の転換が生きてきます。
ここで大事なのは、「年齢差を気にしていないか確認する」という発想を、いったん手放してみることです。相手はプロフィールを見た上でメッセージを送ってきているので、そもそも改めて許可を取るような話ではありません。むしろ「もうお互い分かっていることを、話のネタにするだけ」と捉え直すと、ぐっと気が楽になります。
切り出し方は、深刻にする必要はまったくありません。「その世代だと、これって流行ってたんですか?」というふうに、相手の年代ならではの話題として軽く聞いてみるだけで十分です。年上の相手には昔よく聴いていた音楽や当時の流行りを尋ねてみる、年下の相手には今どきの言葉や趣味を教えてもらう、というように、質問の形にしてしまうと自然に会話が広がります。年齢差を確認すべきハードルとして扱うのではなく、単純に「知らないことを教えてもらえるチャンス」くらいの気持ちで聞いてみましょう。
相手のほうから先に年齢の話を振ってくることもあります。そんなときも、身構えて否定したり、必要以上にフォローしたりする必要はありません。「そうなんですよ、その分いろいろ教えてほしいです」というように、こちらも同じテンションで返すくらいでちょうどいいはずです。すでに織り込み済みのことをわざわざ深刻に扱うと、かえって相手を気遣わせてしまいます。軽く扱われている、と感じてもらえることのほうが、実は安心につながります。
会話の中で世代の違いを感じる場面があっても、それを気まずい沈黙で終わらせる必要はありません。「そんな時代もあったんですね」「今度教えてください」というように、違いそのものを楽しむ姿勢を見せれば、それだけで一つの話題として続いていきます。知らない世代の話を聞けること自体を、年齢差ならではの面白さとして受け止めてみると、話題に困ることも少なくなるはずです。世代ごとの「当たり前」の違いは、共通点を探すよりもむしろネタが尽きにくく、会話を長く続けやすいという側面もあります。
年齢差は、隠したり確認したりするものではなく、すでにお互いが選んだ関係の前提です。だからこそ遠慮なく話のネタにしてしまうほうが、会話は自然に弾んでいきます。許可を取る話でも、隠しておく話でもないと考えれば、身構える理由はなくなります。次のメッセージで、気負わず一言、世代の違いに触れてみてはいかがでしょうか。